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【メディア掲載】SUUMOジャーナルにビル一棟シェアアトリエ「インストールの途中だビル」が取り上げられました!

SUUMO掲載インストールの途中だビル

今年で10周年となる品川区中延駅、目の前の「インストールの途中だビル」がSUUMOジャーナルに取り上げられました。

掲載記事は下記からご覧ください。
SUUMOジャーナル【入居者全員クリエイター! 築49年の今も作家たちのアイデアで進化する「インストールの途中だビル」品川区中延】

プロジェクトの概要は下記!
▼インストールの途中だビルのプロジェクト紹介ページ

10周年を迎える、「インストールの途中だビル」運営の3つの視点

1.とことんコストを抑え、駆け出しのアーティストや作家、劇団が東京のど真ん中でも拠点を構えられるようにする。

2.建物などハードではなく、入居メンバーや地域との関係性などソフトをインストールすることで、メンバーに次第に仲間が増え、活躍の場が増え、ビル、地域や社会に芸術や文化を広げていくことを目指す。

3.運営の持続可能性を高めるため、オーナーへの支払いは売上連動の歩合制の家賃支払いとする。

新築で出来たピカピカのオフィスビルや商業施設が時間とともに「経年劣化」していくのとは逆の、オープン初日からボロボロの建物がアーティストや作家・劇団が入居し、少しずつDIYし、味が出ていき、メンバー・OBそれぞれがどんどん活躍しビルだけでなく社会にも影響を与えていく「経年進化」を果たしてこれたと思っています。

協働や自立が生まれる場に向け実践した具体策6つ

具体的にやってきたのは下記のようなこと。

1)運営者でリノベーションなどハード整備はしないけれど、DIYオッケー
2)受付やコンシェルジュを置かないし各部屋の清掃は入らないけれど、メンバー交流や周囲との関係づくりはする
3)ルールやNG事項はほとんど運営サイドでは決めず、メンバーと運営者みんなで対話し決める
4)メンバーみんなで協働しイベントを開催、関係性を広げる
5)建物で気になる箇所は話し合いみんなで塗装などしていく
6)通常は一般の人は入れないけれど、ビルをバル(BAR)にするオープンアトリエやメンバー主催イベントの時は入場OKにして、入居メンバーのようなアーティストやクリエイターなど色々な生き様やクリエイティビティを伝える などなど

詳細やその他聞きたいことありましたら下記のイベントで話させていただきますのでよかったらご参加ください!
2022/8/26(金)13時から開催!

インストビル今村イベント

インストールの途中だビル 見学ツアー 【『アートと社会の響き合い』出版記念イベント第四弾!】

◎インストールの途中だビルについて
数年間使用されていない6階建ての空きビルへ作家が次々と拠点を構え、2012年に誕生したのがビル型シェアアトリエ 「インストールの途中だビル」です。現在は現代美術家やファッションデザイナー、演劇団体、建築家、靴職人、ジュエリーデザイナーなど多業種 20組 約40名が共同運営する約400平米のインディペンデントな場となっています。

現代の、100%の場が用意されるリノベーションやデザイナーズスペースのようなハード整備にかたよったスペースと一線を画し、メンバー同士の関係性やクリエイティビティ、街や人との関わりから生まれる出来事などソフトをインストールしながら、この場は植物のように有機的に成長しています。

近年の活動は、品川区のバックアップを受けて中延商店街とのコラボレーションで開催したイベント「中延EXPO」や、品川区立荏原図書館から要望を受けワークショップの共同開催、地域へ開きクリエイターがホストとなりお客様を迎える「インストールの途中だバル」など、地域との交流も重視した活動を展開しています。

・メディア掲載:テレビ朝日、テレビ東京、NHK、J-WAVE、東京FM、ソトコト、東京新聞、日経新聞、品川経済新聞、品川区ケーブルTV、greenz.jp、TO webなど多数。

◎インストールの途中だビルHP(入居メンバー募集もこちらから)

◎インストールの途中だビルFacebookページ