千葉県習志野市の公共施設「フューチャーセンターならしの」。 ここで開かれる「はじめの一歩フェスティバル」は、地域で何かを始めたい市民が、2〜3か月かけて自分の企画を形にし、発表する場です。 かつての参加者はいま、先輩として後輩の集客や運営の相談に乗っています。フェスで出会った市民同士が、スタッフの知らないところでコラボイベントを立ち上げることも。 市民が特技を持ち寄る「ならしのクリエイターズエキスポ」からは、市役所の仕事を受ける人も生まれています。
お客さんが仲間になり、仲間がまちの担い手になる。そうして、まちに「市民参加」や「住民協働」の循環が育っていく。私たちは、こうした「ドラマ」がたくさんうまれるまちづくりに、各地で携わっています。
会社概要
まちづくり会社ドラマチックは、公共施設や団地、空き店舗などの「場」の運営を通して、市民が自ら企画し、運営し、続けていく仕組みをつくる、2011年設立のコミュニティディベロッパーです。東京の自社拠点から、郊外や地方の公共施設まで、指定管理や伴走支援という形で場づくりに関わってきました。 市民が担い手になることで、施設は「使われる場所」から「まちの人が動かす場所」へ。運営体制が変わっても続いていく場を目指しています。
創業ストーリー
代表の今村ひろゆきがまちに惹かれたのは、学生時代のバックパッカー旅でした。屋台や路上のパフォーマンスなど、道端に人の暮らしがにじむ海外のまち。帰国後、「日本のまちも、もっと面白くできるはず」と感じました。
社会人になってもその思いは消えず、2010年、会社員を続けながら浅草の古いサンダル屋を借りて場づくりをスタート。内装のDIYには、友人やSNSで知り合った多くの人が駆けつけてくれました。人が集まり、みんなで場所をつくる。その体験が、「市民が担い手になる場づくり」の原点です。
社名に込めたのは、「人生が変わるような、生きている実感のある瞬間を届けたい」という思い。それは、いまも私たちの軸になっています。
15年の歩み
① すきまから始まった時代(2010年〜) 浅草での場づくりに続き、まちの「すきま」を時間貸しするサービス「MaGaRi」なども展開。品川区中延では、ビル一棟を入居者の皆さんと共同で運営するシェアアトリエ「インストールの途中だビル」を、13年にわたり続けました。入居者が自分たちで動き出す場のあり方が、いまの活動の土台です。
② 公共施設の運営へ(2017年〜) 2017年からは、千葉県習志野市の公共施設再生事業に参画しています。開館前から市民の皆さんと「どんな場所にしたいか」を話し合う場を重ね、2019年に生まれたのが、冒頭でご紹介した「フューチャーセンターならしの」です。現在も運営に携わっています。
③ まち全体を動かす取り組みへ(2019年〜) 2019年からは高知県宿毛市で、歴史的建造物を活用した「宿毛まちのえき林邸」の運営に携わっています。この関わりは移住支援や地域PRの領域にも広がり、市民自身が発起人となった「みんなでつくる まちづくり財団HATA!」の立ち上げにも参画しました。
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東京の下町から、郊外の団地、人口2万人の地方都市まで。場所や規模が変わっても、私たちが目指すことは変わりません。そのまちで暮らす一人ひとりが、まちの担い手になっていくことです。
新しい施設の立ち上げ、既存施設のにぎわいづくり、住民協働の進め方など、場づくりに関するご相談をお受けしています。視察も含め、お気軽にお問い合わせください。
